ピアノの森でクラシック音楽を聴く

ピアノの森【アニメ】第3、4話のあらすじと感想、曲の解説【全日本学生ピアノコンクール予選】

アニメ『ピアノの森』第3,4話の感想・あらすじや実際に使われた曲について解説していきます。
アニメの中で演奏された曲を深く知っていただくことでクラシック音楽を好きになるきっかけになればな~と思います。
第3話と4話は「全日本学生ピアノコンクール予選」についてのストーリーなので一挙にご紹介します!
感想・あらすじはネタバレを含みますのでご注意ください。
※ネタバレを見たくない人は目次から「ピアノの森【アニメ版】で実際演奏された曲」まで飛んでね!

第3,4話で演奏された曲は『ピアノ・ソナタ第2番 K.280:モーツアルト』です。

ピアノの森【アニメ版】で演奏を担当している豪華ピアニストたち

漫画だと音が聴こえてきませんがアニメなら勿論、ピアノの演奏シーンではちゃんと音がありますw
才能豊かなピアニストの物語ですから登場人物のピアノ演奏を担当するピアニストも気になりますよね・・・。

ピアノの森【アニメ版】でピアノ演奏を担当しているピアニストについて紹介した記事がありますので合わせてご覧ください!

ピアノの森【アニメ】で演奏している豪華ピアニストを徹底紹介!今回は人気漫画『ピアノの森』のアニメ化にあたり、演奏を担当している実力派ピアニストたちをご紹介します! ストーリーを楽しむには漫画でも...

ピアノの森【アニメ版】第3,4話あらすじ・感想(ネタバレあり)

クラペン
クラペン
全日本学生ピアノコンクール予選の始まり!

モーツアルトの遺言

カイにモーツアルトの『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』を教えるために昔の自分の演奏をCDで聴かせる阿字野。
楽譜の読めないカイに音で曲を覚えさせるためですね~。
昔の自分の演奏をカイに聴かせながら阿字野はカイにこう言います。

阿字野「モーツアルトは遺言でこの『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』の楽譜を200年後の森に住む少年に渡してほしいと遺したそうだ」

カイ「??」

阿字野「そうだ一ノ瀬、お前のことだ! モーツアルトからの伝言だ。お前はお前の『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』を弾け!!」

史実ではモーツアルトがこのような遺言を遺したという話はないようなので、この「森の少年への遺言」の件はフィクションとなりますがw

クラペン
クラペン
阿字野がカイに向け、「自分らしい演奏をしろ」というエールを送るために創作したという設定かも知れないね。

自分のK.280が見つからない

阿字野の昔の演奏から曲のイメージを掴み、メキメキと上達するカイ。
しかし阿字野は「昔の私の演奏の真似事だ」と言い放ち、自分の演奏を見つけるように促します。

自分の『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』・・・。

カイはモーツアルトの印象がこびりついて頭から離れず、中々自分の演奏を見つけることができません。
そしてとうとうコンクール当日を迎えることに・・・。

クラペン
クラペン
修平は着々と練習を進めてきて準備万全の様子!さていよいよコンクールの始まり♪

周囲をザワつかせる修平

コンクールの当日。
修平の参加は他の参加者をザワつかせます。
「雨宮洋一郎の息子が出るの!?」
「優勝決まりじゃん」

カイや修平が出場する地区から全国大会に行けるのはたったの1名。
そこにサラブレッドの修平が出る訳ですから他の参加者がザワつく訳です。

控室で気の強そうな女の子も雨宮修平の参加に落胆というか怒りすら覚えている様子。

「何で雨宮修平が出てるのよ! 最悪」

「こいつが出るならこいつが一番じゃない!」

「こんなコンクールでる意味ないわ!!」

怒っている女子の名は誉子と言うらしい。

一緒に控室にいたカイは怒りにまかせてぼやいている誉子に向かい・・・。

カイ「じゃぁ、出るなよ! うるさいんだよ!!」

と一喝。

そこで修平が控室に登場。
にらみつける誉子。

修平「どうかしたかな?」

カイ「コイツ(誉子)は修平が一番のライバルらしい」

修平「光栄だな~ でも僕の一番のライバルはカイくんだよ」

こんなやり取りをしつつ険悪なムードのまま控室を出る誉子。
なんか相当、気が強く、気難しそうな女の子ですね~。

予選の本番直前にまだ自分の演奏のイメージができていないカイが廊下を歩いていると泣き声が聞こえる・・・。
どうやら誉子らしい。

クラペン
クラペン
新たな登場人物の誉子。これからの物語にどのように絡んでいくのか楽しみ!

便所姫

カイ「泣いたって仕方がないだろ! 泣いて悲しんでいたら誰か助けてくれるのかよ!!」

誉子「悲しんでなんかないわ。 悔し泣きよ!」

誉子は目標としていた地区予選優勝で全国大会へ行くことを修平が出場することで無理になったと判断したようです。

カイはそんな誉子に「雨宮のせいにするな。本当は人前で演奏するのが怖いだけだろ!」と言い放ちます。
しかし状況は悪くなるばかり・・・。

泣きじゃくる誉子を前にカイ阿字野の言葉を思い出す。
「お前の敵はお前だ!」「目のピアノを演奏することに集中するんだ」
阿字野のアドバイスをそのまま誉子に投げかけるカイ。

心を開きつつある誉子にカイは続けます。

カイ「イメージするんだ。自分の心が一番落ち着く場所を!」

誉子の落ち着く場所、そこはなんと便所。
そして自分の愛犬の毛と同じ色の髪のカイを愛犬と見立てイメージし・・・。
やっと気分が落ち着いた様子。

クラペン
クラペン
ここから誉子はカイに便所姫と呼ばれるw

それぞれの演奏は!?

まずは修平。
曲は『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』の第1章
演奏後、「僕は勝った!」と心の中でつぶやくほど完璧な演奏でした。
審査員の評価も「優勝は決まったも同然」という感じ。
修平はしっかり準備して挑む、秀才タイプなので本番には強いんですね~。

次に誉子。
「敵は私の中にいる私!」
演奏前に今一度、カイを自身の愛犬ウエィンディに見立て抱きしめてから舞台へ向かう・・・。
曲は『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』の第3章
誉子は演奏中も見事「自分の一番落ち着く場所」をイメージでき、緊張することなく素晴らしい演奏を披露。
審査員の注目も集めます。

クラペン
クラペン
本当のコンクールを見ているようでドキドキする・・・

一番のピアノ

そしてカイの出番。
カイは誉子を元気づけるのに一役買ったものの、自分自身の演奏はまだ見つけられていませんでした。
曲は修平と同じ『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』の第1章。
演奏直前にもモーツアルトの幻影に苦しみ、結局「阿字野のモノマネ」で演奏を始めてしまいます・・・。

この演奏を聴いて落胆したの阿字野だけで審査員や聴衆は驚きます。
特に審査員は「阿字野壮介のピアノだ!」とかつての天才ピアニストの演奏を思い出し、驚愕している様子。
しかし演奏中もモーツアルトの幻影に苦しめられるカイは途中で演奏を止めてしまいます。
ザワつく聴衆・・・。

カイは自分が見ているモーツアルトの幻影に「おまえらが騒いでいるK.280なんて返してやるよ!」と畏まったネクタイを外し、靴を脱ぎ捨て再び演奏を試みます。
靴の中に入っていた小さな蟻を見つけたカイは蟻をピアノ台に乗せ「森」を思い浮かべながら再び演奏を始めます。

聴衆・審査員「!?」

独創的な『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』に心を奪われる審査員と聴衆。
阿字野も納得の演奏のようです。
演奏後の反応は・・・。

絶賛する聴衆。独創的過ぎて困惑する審査員、そしてカイの演奏を聴いて負けを悟る修平と立場により様々ですが「カイの演奏が独創的で今までにない素晴らしいK.280番」ということだと思います。

予選の演奏が全て終わり、後は審査結果を待つのみ。
最初はコンクール出場なんて乗り気でなかったカイでしたが演奏が人前で演奏することにすっかり魅了された様子。
しかも予選通過者の次の課題曲は『子犬のワルツ』。
そう、ショパンの曲でカイが以前に好きになった曲ですね。

俄然、やる気になったカイですが、審査結果は予選落ち。
カイの独創的な演奏は審査員の評価も賛否両論だったのです・・・。

以降、第5話に続きます。

ピアノの森【アニメ版】で実際演奏された曲

クラペン
クラペン
今回は地区予選の課題曲モーツアルトの『ピアノ・ソナタ第2番 K.280』を紹介するよ!

ピアノ・ソナタ第2番 K.280:モーツアルト


モーツアルトのピアノソナタでも初期にあたる作品。
3楽章からなり構成は下記の通り。

■ピアノ・ソナタ第2番 K.280の構成

  1. アレグロ・アッサイ(第1楽章)
  2. アダージョ(第2楽章)
  3. プレスト(第3楽章)

ピアノソナタに良く見られる3章立ての構成。
当然、ピアノリサイタルやCDなどでは3章続けて演奏されることも多いですが、各章の単体でも演奏は成立します。
爽やかで聴衆を一瞬で惹きつける親しみのあるメロディが特徴の第1楽章。
カイと修平はこの第1章で予選に挑みました。
第2楽章はピアノの森では演奏されることはありませんでしたが哀愁のある美しいシチリアーノ風のメロディ。
第3楽章は曲のクライマックスに向け盛り上がりを見せる局面を担います。
誉子が第3楽章で予選に挑みましたね。

まとめ

予選を見事突破した修平と誉子の次の結果は・・・。
そして落選したカイの今後は・・・。
次回以降も楽しみですね!

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以上「ピアノの森【アニメ】第3、4話のあらすじと感想、曲の解説【全日本学生ピアノコンクール予選】」でした。

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