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今回は1日の始まりである「朝」に聴きたいおすすめのクラシック音楽をご紹介します。
目覚ましのアラームに、朝食の際のBGMに、あるいは通勤途中に聴く音楽として相応しい曲をチョイスしてみました。
是非、ご覧ください。
Contents
朝に聴きたいクラッシク音楽①
クラペン
美しい旋律で目覚める朝は最高のスタート!
G線上のアリア:J・S・バッハ
美しく穏やかな旋律で目覚める朝は格別です。
『G線上のアリア』で知られるこの曲はもとは『管弦楽組曲 第3番』の 第2曲『アリア』という曲のこと。
勿論、作曲したのは音楽の父、J・S・バッハです。
後年になりヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミがこの曲をヴァイオリン曲にアレンジしたのですがその際「G線」のみで演奏したことから『G線上のアリア』と呼ばれるようになりました。
「G線」というのはヴァイオリンの四本あるうちの一本の弦のことで一番太い弦のこと。
この弦のみで演奏することにより温かみのある音色で演奏できるのだとか。
朝に聴きたいクラッシク音楽②
クラペン
穏やかに夢から覚めれそう!
愛の夢「第3番」:リスト
甘美で温かみに溢れる旋律です。
作曲者はリスト。ロマン派時代に活躍した超絶技巧が売りのピアニストであり様々なジャンルの作曲・編曲を手掛けた作曲家です。
リストは若い頃は自身のテクニックを示すことのできる難解な曲を好んで作りましたが今回ご紹介している『愛の夢 第3番』のような甘美な曲も得意でした。
リストの『愛の夢 第3番』の紹介記事もありますので是非ご覧ください。

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朝に聴きたいクラッシク音楽③
クラペン
とっても優しいメロディ!
愛の挨拶:エルガー
朝のクラシック音楽の定番の曲として知られています。
優しいメロディに加え、タイトルの「愛の挨拶」の「挨拶」が朝を連想させるのでしょうかw
作曲者はエルガー。
1888年にキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲でエルガーの初期のヒット作となります。
ピアノ独奏版やピアノとヴァイオリン用など幾つかのバージョンがありますが、エルガー自身もヴァイオリニストだったこともあり、ヴァイオリンの演奏が一番良い感じがします。
朝に聴きたいクラッシク音楽④
クラペン
まさに朝を感じさせる曲!
朝(ペール・ギュントより):グリーグ
『ペール・ギュント』はヘンリック・イプセンの同名の戯曲のために作曲した劇付随音楽で、『朝』はその中の第1組曲 作品46の中の第1曲です。
『朝』というタイトル通り、1日の始まりを連想させる曲ですね。
作曲者はグリーグ。
グリーグは国民楽派として有名で今回ご紹介している『朝』も冒頭がノルウェーの民族楽器を用いた旋律から始まってます。
国民音楽派についての記事もありますのでこちらも是非ご覧ください。

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朝に聴きたいクラッシク音楽⑤
クラペン
ほっこりした朝を迎えられそう!
ます(ピアノ五重奏曲):シューベルト
シューベルトの「ます」は学校の授業で習ったことがある人も多いのではないでしょうか。
「おしゃれなますが川の中で~♪」って歌詞ですw
この曲はシューベルトのピアノ五重奏曲の第4章で、この章のみ歌曲がつきます。
歌曲で目覚めても良いのですがBGMとしてはやはり楽器演奏のみが良いかな~と思い、上の動画は歌曲でないバージョンをw
朝に聴きたいクラッシク音楽⑥
クラペン
春のお告げが一日の始まりを思わせます!
交響曲第1番「春」:シューマン
交響曲第1番『春』は1841年、シューマンの全盛期に作られた曲。
無名の詩人、アドルフ・ベトガーの作品の最終行「谷間には春が萌えたっている」という文章にインスピレーションを感じて作ったと言われており、文学に精通していたシューマンらしい着想で『春』を感じさせる曲になっています。
序奏の春を告げるかのようなトランペットとホルンのファンファーレを「一日の始まりを告げるファンファーレ」に置き換えると朝聴くクラシック音楽としてしっくりきますね。
シューマンの交響曲第1番『春』の紹介記事もありますので合わせてご覧ください。

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朝に聴きたいクラッシク音楽⑦
クラペン
春を感じさせる爽やかさが朝にピッタリ!
春の声:ヨハン・シュトラウス2世
長い冬を終え、活動的な季節がやってくる・・・。
春のイメージがこんな感じですから、「春」を題材にした音楽は1日の始まりである朝に聴くのにピッタリ合います。『春の声』もそんな曲の一つではないでしょうか。
『春の声』は1882年、ヨハン・シュトラウス2世によって作られましたが、作曲の経緯はなんとリストと即興演奏パーティに同席した際に余興としてまとめた曲だとか。
ヨハン・シュトラウス2世はこの頃、3度目の結婚をしており、その幸福感が『春の声』の着想ではないかとう説もあるので、幸せをいっぱい感じたい朝に聴くには最適の曲かも知れません。
朝に聴きたいクラッシク音楽⑧
クラペン
子犬が駆け回る元気な朝!
子犬のワルツ:ショパン
ショパンの曲は叙情的で甘美で憂いのある印象があるので、朝って感じはあまりしない曲が多いですが『子犬のワルツ』はまるで子犬が駆け回っているかのような小気味良い曲なので、ちょっと慌ただしい気もしますが「元気な朝」って感じで良いのではないでしょうか。
ショパンのワルツについて紹介記事がありますのでこちらも是非、ご覧ください。

ショパンのワルツを聴いてみよう!【子犬のワルツ、華麗なる大円舞曲などがおすすめ】今回はショパンのワルツのご紹介です。
ショパンのワルツの特徴について、特に有名なワルツを試聴できる動画もご用意してます。
おすすめCDもご紹介してますので是非、見て行ってください!...
朝に聴きたいクラッシク音楽⑨
クラペン
清々しい朝に田園を散歩するイメージ!
交響曲第6番「田園」:ベートーベン
数あるクラッシク音楽の中でもベートーベンの交響曲第6番『田園』は超有名な曲です。
ベートーベンの交響曲は全部で9曲ありますがその中でも『田園』は標題が記された極めて珍しい曲としても知られています。
標題とは音楽以外に作曲者の意図が記された表現のこと言います。
ベートーベンの時代では作品にタイトルすら付けないことが一般的だったのでほんの少しと言えど作曲者の意図を記載した交響曲第6番『田園』は斬新だったと言えます。
実際どのような意図が書き記させていたかというと「田舎の生活の思い出」的な感じのことで、実際、聴くとまさに田舎の田園風景が目に浮かぶような演奏ですよね!
のどかな田園風景のイメージは朝にもピッタリ合うと思います。
朝に聴きたいクラッシク音楽⑩
クラペン
朝の目覚め!って感じの曲
水上の音楽:ヘンデル
『水上の音楽』はJ・S・バッハと同じ時代を生きたヘンデルの代表作の一つ。
イギリス王ジョージ1世がテムズ川で舟遊びする際に演奏する曲として作られたので、野外での演奏を想定してか明るく開放的な印象を持つ曲となってます。
健やかな朝にピッタリな曲です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
爽やか、穏やか、清々しい、元気・・・。
こんなイメージをキーワードに朝に聴きたいクラシック曲をチョイスしてみました。
皆さまの素敵な1日の始まりに沿えるBGMとしてお役に立てば幸いです。
以上「朝に聴きたいクラッシク音楽おすすめ10選」でした。
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