シューマン有名ピアノ曲

シューマン=リストの献呈について紹介するよ【ピアノ独奏曲版】おすすめ動画・CDなど

『献呈』という曲はもともとは歌曲としてシューマンが作曲し、後にリストがピアノ独奏曲として編曲しました。
今回は『献呈』の作曲・編曲についてのエピソード、おすすめ動画・CDなどを中心にご紹介していきますので是非、ご覧ください。

シューマン=リストの献呈について

シューマン
シューマン
今までずっとピアノ曲を書いてきたけど・・・

最愛の妻クララに捧げた歌曲

『献呈』はシューマンの最愛の妻、クララに捧げた曲です。
まずはシューマンとクララの馴れ初めを見ていきましょう。

クララとの出会い

ロベルト・シューマン(以下、シューマン)はロマン派時代に活躍した音楽家です。

ロマン派時代の音楽の特徴について興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

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シューマンは出版社を経営する家庭に生まれ、子どもの頃から音楽も嗜みましたがどちらかいうと文学少年として育ち、大学に入るまでは法律家を目指してました。

大学時代に音楽に目覚め、当時高名だったピアノ教師のフリードリヒ・ヴィーク(以下、ヴィーク)に弟子入りすることで本格的に音楽の道に進みます。
この時シューマンは20歳。音楽を本格的に志すには遅すぎるくらいですね。
そしてこの時、後に結婚することになるヴィークの娘、クララと出会います。
でもこの時クララは11歳ですから出会った当初は互いに恋愛感情はなかったでしょう。
クララが大人に成長するに連れ、少しずつ恋が芽生えてきたのでしょうか・・・。

反対された結婚

シューマンとクララが恋愛関係になったのはヴィークの2人目の妻が出産し、クララに異母兄弟が出来た頃と言われています。
ちょうど年頃で多感な時期だったクララにとって父親の再婚(20歳以上も年が離れていた)には複雑な心境もあったことしょう。
そんな時に心の拠り所になったのがシューマンでした。

シューマンとクララは1837年には互いに愛を告白し合い、クララの父であるヴィークに結婚の承諾を得ようとお願いしますが・・・。

猛反対に合います。

当時、結婚するには親の承諾が必要だったので二人の結婚は難航します。
最後は裁判沙汰にまでなりましたが1940年、約3年後にやっと結婚できることになりました。
余談ですが裁判沙汰になった際にシューマンがもともと勉強していた法律の知識が役に立ったのでしょうか~?
だとしたら人生、無駄なことはありませんねwww

歌曲への傾倒・妻へ捧げた曲

シューマンは前述した通り、当初はピアニストを目指していたためか1839年までに作曲したのはほとんどピアノ曲でした。
しかし、結婚が近づいた1840年は歌曲に目覚め、130曲余りの歌曲をこの年だけで作っています。

■シューマンが1840年に出した主な歌曲集

  • リーダークライシス(作品24)
  • リーダークライシス(作品39)
  • ミルテの花(作品25)
  • 女と愛の生涯(作品42)
  • 詩人の恋(作品48)

この歌曲集の中で『ミルテの花』のNo.1に入っている曲こそ、クララに捧げた曲『献呈』です。

リストがピアノ独奏曲に編曲

リストはシューマンと同じ時代を生きた天才ピアニストであり作曲家です。
ロマン派時代より超絶技巧を持った演奏家をヴィルトゥオーゾと呼びますがリストはその代表格です。
リストは演奏技術だけでなく作曲そして編曲の能力にも非常に優れており、バッハの銀盤楽器の作品を復活させたり、当時無名のシューベルトの歌曲を取り上げたりと他の音楽家の作品も数多く手がけました。

今回ご紹介しているシューマンの『献呈』をピアノ独奏曲に編曲した経緯については確固たるエピソードが残っている訳ではないようです。
同世代の作曲家で親交もあったシューマンの曲ですから、『献呈』をピアノ独奏曲に編曲したことについて、そんなに大きな理由はなかったのかも知れません。

リストと言えば伝説のヴァイオリニスト、パガニーニ作曲のピアノ編曲版『ラ・カンパネラ』のような難しい曲が有名ではありますが、反面、非常に甘美な曲も手掛けてます。
シューマンの『献呈』についてはその甘美なメロディを気に入ってピアノ独奏曲にしたのかもしれませんね~。

リストの作品について興味のある方はこちらの記事をご覧ください

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シューマン=リストの献呈のおすすめ動画

シューマン
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『献呈』のピアノ独奏曲バージョンのおすすめ動画!

牛田智大

牛田智大さんの演奏。
まだあどけなさが残る13歳の頃の動画ですが演奏はしっかり大人びてますね~。
中学生の少年が結婚する相手に捧げた愛の曲をどのような感情を込めて演奏しているか興味深いところです。

横内愛弓

YouTubeでお馴染みの横内愛弓さんの演奏。
この方はMCこそ癒し系で天然!?(失礼)っぽい感じですが演奏では一変して凛々しく見えますね~。

シューマン=リストの献呈のおすすめCD

シューマン
シューマン
『献呈』のピアノ独奏曲バージョンのおすすめCD!

献呈~リスト&ショパン名曲集

牛田智大さんのセカンドアルバムのリスト&ショパンの名曲集です。
アルバムタイトルに今回ご紹介している『献呈』が入ってますので同曲が本アルバムの目玉的な扱いになってます。
まだあどけなさが残る日本の天才ピアニストの大人びた演奏を堪能できる1枚です。

Widmung

グルジア共和国出身のピアニスト、ニーノ・グヴェタッゼさんのアルバムです。
ニーノ・グヴェタッゼさんは2008年、フランツ・リスト国際ピアノコンクールで第2位の実績を誇る実力派ピアニストです。
一つ一つの音色が端正で演奏に引き込まれます。

まとめ

歌曲は当然ながら「歌う」ための曲なのでメロディが耳に馴染みやすい傾向があります。
そのピアノ独奏曲版ですから、きっとクラシック音楽初心者の方でも気に入っていただけると思います。

以上、「シューマン=リストの献呈について紹介するよ【おすすめ動画・CDなど】」でした。

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